- セミナーに興味を持たれても申込みにつながらない理由
- 参加前に伝えておきたい4つの情報
- 案内ページやLINEで確認したいチェックポイント
セミナーについて話すと、「面白そうですね」「参加してみたいです」と言ってもらえる。
けれど、案内ページを送った後は申込みにつながらない。このようなとき、セミナーの内容や魅力が足りないのでは、と考えてしまうことがあります。
しかし、相手が止まっている理由は、興味がないからとは限りません。
人は、内容に期待できても、
参加する自分を具体的に想像できないと申込みをためらいます。
私がセミナー案内で大切にしたいこと
私は看護教員として学生と関わっていた頃、説明を聞いただけで自分の力に変えられる人ばかりではないことを見てきました。
同じ内容を聞いても、自分の経験と結びつけられるか、安心して考えられるかによって、受け取り方は変わります。
現在、自己紹介やプロフィールの言語化をお伝えするときも、「正しい文章を覚えること」より、自分の経験を振り返り、共通する価値を見つけられることを大切にしています。
- 知識を聞くだけの時間なのか
- 自分の経験を振り返る時間があるのか
- 話がまとまっていなくても参加できるのか
- 参加後、何から始められるのか
内容の一覧だけではなく、参加する人が当日の自分を想像できる案内にする。それが、申込み前の安心につながります。
申込み前に知りたいのは、内容だけではない
主催者は、セミナーで何を話すかをよく知っています。一方、初めて案内を見る方には、分からないことがたくさんあります。
- 自分のような段階の人が参加してよいのか
- 受講後に何ができるようになるのか
- 当日はどのように進むのか
- 申込み後に何が届き、何を準備するのか
一つひとつは小さな疑問でも、重なると「今回はやめておこう」という判断につながります。申込みを増やす前に、まずは迷いを減らす案内を整えましょう。
参加前の不安を減らす4つの情報
1.「どんな状態の方に向いているか」
対象者を「個人事業主」「起業家」のような肩書きだけで表すと、自分に当てはまるか判断しにくいことがあります。
肩書きに加えて、今どのようなことで困っている方なのかを伝えます。
個人事業主・起業家の方におすすめです。
経験やサービスへの思いはあるのに、自己紹介になるとうまくまとまらない方へ。
読む方が「これは今の私に必要かもしれない」と気づける言葉が、参加を考える入口になります。
2.「参加後に何が変わるか」
カリキュラムや学ぶ項目は大切ですが、項目だけでは参加後の姿まで伝わりません。
何を学ぶのかに加えて、その結果として何を考えやすくなり、何ができるようになるのかを示します。
自己紹介の基本と、プロフィールの作り方を学びます。
ばらばらに見える経験から共通する強みを見つけ、相手に伝わる自己紹介の骨組みを作ります。
大きな成果を約束する必要はありません。セミナーの中で実際に持ち帰れるものを、具体的に表すことが大切です。
3.「当日の進み方」
初めて参加する方は、内容だけでなく場の雰囲気も気にしています。
一方的な講義なのか、書き出す時間があるのか、発言が必要なのか。分かる範囲で流れを伝えておくと、参加する自分を想像しやすくなります。
知る
考え方や言葉の順番を聞く
振り返る
自分の経験や今の言葉を書き出す
持ち帰る
次に整えるポイントを確認する
実際の進行に合わせて、参加方法、所要時間、準備するもの、顔出しや発言の有無なども添えます。
4.「申込み後に何が起きるか」
申込みボタンを押した後の流れが見えないことも、不安の一つです。
- 受付完了の連絡がどこへ届くか
- 参加URLや会場案内がいつ届くか
- 事前に準備するものがあるか
- 連絡が届かない場合の確認方法
申込み前の案内と、申込み後の自動返信で内容が食い違わないことも確認します。次の行動が分かるだけで、安心して申込みやすくなります。
案内は「興味」から「参加」まで一本につなぐ
SNS、ホームページ、LINEで別々の表現を使っていても、中心にある約束はそろえておきます。
興味を持つ
自分に関係する悩みだと気づく
参加を想像する
得られるものと当日の流れが分かる
安心して申し込む
申込み後の行動まで分かる
申込みを強く促すよりも、「分からない」を一つずつ減らす。そうすることで、必要な方が自分で納得して次へ進みやすくなります。
公開前に確認したいチェックリスト
- 肩書きだけでなく、対象者の今の状態が書かれている
- 学ぶ内容と、参加後に持ち帰れるものが区別されている
- 当日の流れや参加方法が分かる
- 発言、顔出し、準備物など、不安になりやすい点に触れている
- 申込み後に届く案内と次の行動が書かれている
- SNS、ホームページ、LINEで中心となる約束が一致している
すべてを長く説明する必要はありません。相手が立ち止まりやすいところに、短い一文を足すことから始めてみてください。
内容だけでなく、「参加する自分」が見える案内へ
セミナーの魅力は、項目を増やすだけでは伝わりません。誰のどんな経験に役立ち、参加後に何を持ち帰れるのかまで言葉にすることで、初めて参加する方も一歩を選びやすくなります。無料自己紹介セミナーの案内で、実際の伝え方もご覧いただけます。