- LINEに登録された後、相談につながらない理由
- 登録直後に伝えたい3つの内容
- 相談しやすい案内文へ整えるチェックポイント
ホームページを読んでもらい、LINEにも登録してもらえた。
けれど、その後は特に返信も相談もない。このようなとき、「まだ興味が足りないのかもしれない」と考えてしまうことがあります。
しかし、登録してくれた時点で、相手の中にはすでに小さな関心が生まれています。
足りないのは、興味ではなく、
「ここから何をすればよいのか」という安心かもしれません。
LINEに登録した人が、相談内容まで決めているとは限りません
たとえばホームページで「経験はあるのに、自分の強みをうまく説明できない」という言葉を読み、「これは自分のことかもしれない」と感じてLINEに登録したとします。
その方に関心がないわけではありません。ただし、この時点では「自分の何が強みなのか」「何を相談すればよいのか」まで整理できていないことがあります。
ホームページの言葉には共感できた。もう少し知りたくてLINEにも登録した。
けれど、最初に届いたのが「これからお役立ち情報を配信します」という案内だけなら、読む理由はあっても、返信する理由はまだありません。
つまり、登録後に反応がないことを、すぐに「興味がなかった」と考える必要はありません。相手は、自分の曖昧な悩みを、どのような言葉なら送ってよいのか分からないのかもしれません。
私が最初の案内に、「小さく返信できる言葉」を置きたい理由
私は看護師・看護教員として12年間、のべ6,000人以上の患者さん、ご家族、学生と向き合ってきました。現在の価値発掘インタビューでも、最初から整理された答えが返ってくることを前提にはしていません。
「うまく自己紹介ができない」という言葉から始まり、どの場面で困ったのか、これまで何をしてきたのかを一緒にたどることで、その方が本当に伝えたかった価値が見えてきます。
だからLINEでも、いきなり個別相談へ誘う前に、今の状態を一言だけ返せる入口が必要だと考えています。
ご登録ありがとうございます。今後、お役立ち情報をお届けします。
今、いちばん言葉にしにくいのは「自己紹介」「プロフィール」「ホームページ」のどれですか? 一つだけでも、まだ分からなくても大丈夫です。
ここで大切なのは、この文章をそのまま使うことではありません。自分のサービスに合わせて、相手が考え込まずに返せる問いを一つ置くことです。
LINEの役割は、情報を送り続けることだけではなく、
まだ言葉になっていない悩みと会話を始めること。
LINE登録後に伝えたい3つのこと
1.「どんな方のためのLINEか」を具体的にする
「お役立ち情報をお届けします」だけでは、内容の幅が広く、自分に関係があるか判断しにくくなります。肩書きだけでなく、今どのような状態にいる方なのかまで言葉にしてみましょう。
個人事業主の方へ、仕事に役立つ情報をお届けします。
経験はあるのに、自分の強みや選ばれる理由をうまく説明できない方へ。仕事につながる言葉の整え方をお届けします。
相手が「これは私のことかもしれない」と感じられると、次の案内も自分に必要な情報として読めるようになります。
2.「何を相談してよいのか」を示す
「お気軽にご相談ください」と書いてあっても、相談できる内容が分からなければ、連絡するのは意外と難しいものです。サービス名より先に、相談してほしい状況を具体的に伝えます。
- 自己紹介をするたびに、話す内容が変わってしまう
- 経験が多く、何を軸に見せればよいか分からない
- ホームページに何を書けば、自分らしさが伝わるのか迷っている
- 紹介された後、相手に何を見てもらえばよいか決まっていない
具体例があると、相手は自分の悩みに名前をつけやすくなり、「この段階でも相談してよいのだ」と分かります。
3.「最初の一歩」を小さくする
いきなり個別相談の予約や申込みを求めると、まだ迷っている方には大きな行動に感じられることがあります。最初の一歩は、短く、迷わずできる形にします。
個別相談をご希望の方は、必要事項をご記入のうえお申込みください。
今いちばん言葉にしにくいことを、一つだけ返信してください。うまくまとまっていなくても大丈夫です。
申し込み前に小さなやり取りができると、相手は人柄や対応の雰囲気を感じられます。相談への距離も、少しずつ近くなります。
情報を増やす前に、導線を一本につなぐ
LINEでは、定期的な発信や特典を増やすことに意識が向きがちです。
けれど、ホームページで読んだ内容と、登録後に届く言葉と、相談の案内が別々になっていると、相手は途中で迷ってしまいます。
関心が生まれる
ホームページで「自分に関係がありそう」と感じる
理解が深まる
LINEで、誰のために何を整える人なのかが分かる
安心して相談する
相談してよい内容と最初の一歩が分かる
この3つが一本につながると、強く売り込まなくても、必要な方が自分のタイミングで動きやすくなります。
今日確認できるLINE導線チェックリスト
- どんな状態の方へ向けたLINEなのかが書かれている
- 読んだ方に起きる変化が伝わる
- 相談できる悩みや状況の具体例がある
- 次に何をすればよいか、一つに絞られている
- ホームページとLINEで、届けたい相手と価値が一致している
- 「うまく説明できなくても大丈夫」という安心がある
すべてを作り直す必要はありません。まずは、登録直後に届く一通目を見直してみてください。
誰のための場所なのか。何を話してよいのか。最初に何をすればよいのか。この3つが伝わるだけでも、LINEは「情報を受け取る場所」から「相談への入口」へ変わっていきます。
相談しやすい言葉は、相手を知ることから始まる
LINEで何を送るかを考える前に、相手がどこで迷い、何なら話し始められるかを整理することが大切です。無料自己紹介セミナーでは、自分の経験と相手に届けたい価値をつなぎ、相談の入口になる言葉へ整える方法をお伝えしています。